天然寺

家の前にいると道行く人に天然寺への道すじをよく聞かれます。というのは天然寺は川越市の観光課が力を入れている「小江戸川越七福神」巡りの第二番目の寿老人が祀られているからです。私自身、永年そばに住んでいて、天然寺のことは、あまりよく知りませんてした。今回あらためて訪れてみると、さまざまな見所があることがわかりました。
天然寺
天然寺は「小江戸川越七福神しちふくじん 第二番 寿老人ようろうじん」、「武蔵国十三仏霊場 第一番 不動明王ふどうみょうおう」の札所である。寺の創建は、室町時代(天文二十三年一五五四年)にさかのぼります。本殿に安置されている「木造大日如来坐像だいにちにょらいざぞう」の古い様式からさらにさかのぼって十一世紀から十二世紀の制作と考えられています。
ところで「不動明王」とは何でしょう。ウェブで調べてみると、不動明王は仏教の信仰対象であり、密教特有の尊格である明王の一尊。大日如来の化身とも言われる。また、五大明王の中心となる明王でもある。また不動明王の起源は、ヒンドゥー教の最高神シヴァ神にあるという説まであるということです。ちなみに天然寺が密教の天台宗のお寺です。
七福神とは、大黒天だいこくてん毘沙門天びしゃもんてん恵比寿天えびすてん寿老人じゅろうじん福禄寿ふくろくじゅ弁財天べんざいてん布袋尊ほていそんの七つの神様のいいます。「七難即滅、七福即生」の説に基づくように、七福神を参拝すると七つの災難が除かれ、七つの幸福が授かると言われています。
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