生け花

生け花

植物学者の名前から

ピンクの小さな花はリオン、白い花はテッポウユリ、大きく広がっているのはドウダンツツジ。この中で耳なれないのは、のリオンでしょう。いつものようにリオンについてインターネットで調べてみました。リオンは北アメリカの原産げんさんでリオンの他にも学名...
生け花

奥行きが足らない

中心の二つ花はひまわり、平べったい大きな葉はモンステラの葉、紫の小さな花は西洋アザミ(アーティチョークと呼ばれています)、背景に見えるのはスターチスの葉です。生け花の写真を毎回お送りするたびにいつも思うのは平板になって奥行おくゆきを感じられ...
生け花

針刺しの花

オレンジ色の花はピンクッション、白い枝は、ミツマタ。ピンクッションはアフリカ原産で針を刺した針刺しに似ていることからこの名がづけられたということです。ミツマタの皮は、和紙わしの原料になることで知られていますが、これは乾燥かんそうして白く色づ...
生け花

強い印象

あざやかな赤色の花はアンスリウム、ピンク色の花はスターチス、大きな緑の葉はニュースサイラン。ちなみには強い印象というのがアンスリウムの花言葉です。赤のほか、緑やピンク、白や紫などバラエティに富んでいるそうです。なんとも個性的な花ですね。 ...
生け花

りんどうの花

青紫の花は、りんどう。動物のしっぽのような花は、スモークツリー。緑の葉は南天なんてん。全体に暗い色調ですが、なかなか趣おもむきがある組み合わせです。りんどうの根には薬効成分が含まれており、古くから薬草として利用されてきましたが、苦味が強く最...
生け花

ありきたりでない愛

赤くすっと伸びた花は、グラジオラス。黄色い花は小菊こぎく、緑の葉はブルーベリーの木の葉。グラジオラスは昔から見られる夏の代表的な花ですが、もともと日本にはなく、明治時代に輸入されて栽培さいばいされるようになったそうです。そして花言葉は、なん...
生け花

砂漠のキャンドル

黄色い花はエレムルス、緑の葉はレモンリーフ、赤紫の花はスモークツリーまたの名をケムリノキいうそうです。いずれも特徴とくちょう的な草花ですが、なかでもかわっているのがエレムルスです。約三十種の仲間が中央アジアの西側に自生するそうで、エレムルス...
生け花

入梅の日に

関東地方も今日からいよいよ梅雨にはいりました。そんな日におとどけするのがひまわりです。それにしても真夏を先取りしていますね。ところでこのブログをはじめたのが去年の五月のおわりですから、おかげさまで一年を経過することができました。どうもありが...
生け花

不思議な形の花

紫むらさきのネギ坊主みたいな形の花はアリウム・ギンチウム、赤い花はカラー、ぎざぎざの葉っぱはオオタニワタリ(ただタニワタリとも言う)と言います。アリウムには約700種の野生種があるそうで、このアリウム・ギンチウムもその一つ。ニンニクやネギも...
生け花

ショウブならぬハナショウブ

まん中に見えるのがショウブならぬハナショウブ。小さい花が小菊。すっと伸びた葉はオクラレルカ。緑色にあしられているのが満天星どうだんつつじ。ちなみにショウブとハナショウブは別物で魔除まよけとして吊るしたり、お風呂に入れる習慣があるのはショウブ...