生け花

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栄光に満ちた世界

赤い花は、グロリオーサ、長く伸びた枝は、雲龍栁、白く煙ったような感じの花はコキア。いつもと背景が違うのは、文化祭の中に出展した作品だからです。グロリオーサは、半つる性の球根植物でユリ科に属し、原産地は、アフリカ。南アジアということです。花言...
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お国によって呼び名が違う

黄色い花はキンギョソウ、三方向にくねくね伸びているのはセッカヤナギ(石化柳)、ピンクの花は小菊こぎく、そして薄くかすかに赤く染まって見えるのはドウダンツツジの葉。ちなみにキンギョソウというのは、そのふっくらとした花の形からきているようです。...
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美しいボケ

ピンクの花はボケ、紫の花はりんどう、葉は木苺きいちご。いずれも個性的な花です。なかでもボケの学名のspeciosaは、「美しい」、「華やか」、Chaenomelesは「chaino(大きく裂けた)+melon(リンゴ)」が語源ごげんというこ...
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花のホトトギス

紫色の花は、ホトトギスというそうです。それから長くのびているのはつるバラ、そして黄色の小さな花は小菊こぎくです。なんでも鳥のホトトギスの胸の所の斑点はんてんに花が似ているということで名づけられたそうです。それからつるバラは、アサガオなどほか...
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花の名前の由来は

すっと伸びた先に赤い花をつけているのはグラジォラス、小さい黄色い花は小菊、葉は南天なんてんの葉。グラジォラスは以前のブログにも登場しました。ちなみにグラジォラスとは古代ローマの剣であるグラディウスからきているそうてす。
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植物学者の名前から

ピンクの小さな花はリオン、白い花はテッポウユリ、大きく広がっているのはドウダンツツジ。この中で耳なれないのは、のリオンでしょう。いつものようにリオンについてインターネットで調べてみました。リオンは北アメリカの原産げんさんでリオンの他にも学名...
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奥行きが足らない

中心の二つ花はひまわり、平べったい大きな葉はモンステラの葉、紫の小さな花は西洋アザミ(アーティチョークと呼ばれています)、背景に見えるのはスターチスの葉です。生け花の写真を毎回お送りするたびにいつも思うのは平板になって奥行おくゆきを感じられ...
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針刺しの花

オレンジ色の花はピンクッション、白い枝は、ミツマタ。ピンクッションはアフリカ原産で針を刺した針刺しに似ていることからこの名がづけられたということです。ミツマタの皮は、和紙わしの原料になることで知られていますが、これは乾燥かんそうして白く色づ...
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強い印象

あざやかな赤色の花はアンスリウム、ピンク色の花はスターチス、大きな緑の葉はニュースサイラン。ちなみには強い印象というのがアンスリウムの花言葉です。赤のほか、緑やピンク、白や紫などバラエティに富んでいるそうです。なんとも個性的な花ですね。 ...
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りんどうの花

青紫の花は、りんどう。動物のしっぽのような花は、スモークツリー。緑の葉は南天なんてん。全体に暗い色調ですが、なかなか趣おもむきがある組み合わせです。りんどうの根には薬効成分が含まれており、古くから薬草として利用されてきましたが、苦味が強く最...