生け花

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思わぬ贈り物

先日、思わぬ贈り物を近所の方からいただきました。それは庭先に可愛らしい実をつけていたセンリョウの枝でした。センリョウと言えば、少し気が早いですが、お正月の飾りとされる縁起物ですね。同じく冬に赤い実をつけるマンリョウに対比されますがマンリョウ...
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主役にはなれないけれど

オレンジ色の花は。なんとひまわり、そしてくねく曲がった枝は、ウンリュウヤナギ。季節はずれのひまわりもさることながら、興味をひくのは、ウンリュウ、ヤナギです。そもそもウンリュウとは、 雲に乗って空高く舞い上がる竜の様子を表すもので、大相撲の横...
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薬にもなるボケ

ピンクの花は、ボケ、赤い実をつけた葉は、イタリアンルスカス。ルスカスには、二種類あるそうで、マルバルスカスとイタリアンルスカスで、どちらもユリ科に含まれ、これはもちろんイタリア産です。ところでボケは、今まで本ブログに登場しました。ボケとなづ...
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秋のおとずれ

青紫の花は、リンドウ。黄色の花は小菊、。そしてすらりと伸びた枝は、コオリヤナギ。リンドウはたくさんの種類があり、そのなかでこのリンドウは、ササバリンドウとよばれるそうです。その根が昔から生薬に使われてきました。コオリヤナギは、昔からそのしな...
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思い出の一つ

赤い花は、ケイトウ、黄色い花はスカシユリ、そして葉は南天。ケイトウは、漢字では鶏の頭と書きます。よく知られているように雄鶏の鶏冠にその花の形が似ていることからこの名前がつけられました。子供の頃、畑のあぜ道でこの花が咲いるのをよく見かけました...
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ベツレヘムの星

白い花はオーニソガラム、紫色の花はスターチス、左右に広がる葉は、アレカヤシ。オーニソガラムは、その花の色や形から、キリストの誕生の日に光輝いたと言われる「ベツレヘムの星」にたとえられているそうです。その「ベツレヘムの星」は、新約聖書に載せら...
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キキョウについて

今回の生け花は、キキョウのみの簡単な構成です。キキョウといえば秋の七草の一つに数えられ、秋に見られるというイメージがありますが、実は開花時期は六月の梅雨の時期に始まり、夏から秋のはじめまで続くということです。キキョウと言えば、昨年の大河ドラ...
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アザミという名前がついているけれど

黄色い花は、スカシユリ。紫色の花は、スターチス。そして白色の花は、ルリタマアザミ。久しぶりに花が豪華に揃っているように見えます。このルリタマアザミは、前にも登場しました。アザミと名前がついていますが、両方ともキク科に属しますが、アザミがアザ...
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ものものしい名前の由来

ピンク色の花はシャクナゲ、白い小さい花はリョウブ、黄色い花は小菊。なかでも聞きなれないのはリョウブです。リョウブは、北は北海道から南は九州まで山の中に自生しますが、漢字では「令法」と書くそうです。なんでこんなものものしい名前がつむられたかと...
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母の日がすぎましたが

手前のオレンジ色の花はすかしゆり、赤い花は、よくしられているカーネーション、そして葉はレンギョウ。カーネーションといえば母の日にカーネーションを贈る習慣が知られますが、母の日も、母の日にカーネーションを贈る習慣も、アメリカに起源をもっていま...