ベツレヘムの星

生け花
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白い花はオーニソガラム、紫色の花はスターチス、左右に広がる葉は、アレカヤシ。オーニソガラムは、その花の色や形から、キリストの誕生の日に光輝いたと言われる「ベツレヘムの星」にたとえられているそうです。その「ベツレヘムの星」は、新約聖書に載せられた話で、ウエブで調べたことをここに簡単に紹介します。イエス・キリストの誕生は、ご存知のように、クリスマスに夜のことです。それではベツレヘムとは、ヨルダン川の西側パレスチナにある町の名です。この星を認めた当時のイスラエルの王ヘロデは、自分の地位をおびやかす者の出現を恐れ、東方(今のイラクあたりか)の三博士(占星術師と思われる)をベツレヘムへ遣わします。三博士は、星に導かれて、イエスのいる馬小屋を訪れ、マリヤに抱かれたイエスを礼拝したと言われます。一方、ヘロデ王は、ベツレヘムとその周辺の二歳以下の男の子を皆殺しにしたという暴挙を行ったということです。もちろんイエス・キリストは、母親のマリヤとともにエジプトに難をのがれたということです。

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