黄色の花はチューリップ、白い花はネコヤナギ。ところでネコヤナギは北海道から九州まで広く分布し、呼び名が花穂が犬の尾に似ている所から「イヌコロ」「エノコロ」と呼ばれ、と呼ばれたり、ねこと結びついて「ネコネコ」とか「ネコジャラシ」と呼ばれたりさまざまな呼ばれ方をしています。東北地方では、「ベコ」とか「ベコベコ」と呼ばれているそうです。そうです、東北では牛のしっぽにむすびつけられているようです。こんなに様々に呼ばれているのは、身近に存在し、親しみをかんじているからでしょうね。ネコヤナギというのでもちろんヤナギの仲間で、ほかのヤナギ先立ち早めに花を咲かせるので、春の訪れを知らせてくれる樹木です。そこで頭の中を混乱させてくれたのは、俗に「ネコジャラシ」と呼ばれる「エノクログサ」の存在でした。子供の頃の記憶で思い出されるのは、ネコがじゃれつくのは、イネの仲間です。
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