黄色い花はキク、赤い実をつけた枝は、つるバラ、前面にわずかに見える葉は、ソケイ。キクについてホームページで調べてみると、いろいろなことがわかりました。菊は、そもそも薬草や観賞用として中国からもたらされたということ、宮中では菊の節句あるいは重陽の節句としてキクを観賞する行事が明治時代まであり、現在の皇室園遊会につながっているそうです。さらにキクが皇室の紋として用いられていることよく知られていますが、承久の乱で有名な後鳥羽上皇が身の周りの物にキクをほどこしたことが始まりということです。また白いキクを日本では葬儀などに献花しますが、同じように中国や韓国の葬儀にもみられます。意外なのは遠くフランス、ポーランド、クロアチアなどヨーロッパの国々の墓参りに用いられるということです。
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