大きな写真の方は、全体を写しましたものです。白い花は、カラー、黄色が主調の花はアルストロメリア、後ろの大きな葉はモンステラ、左右に伸びた枝はネコヤナギ。カラーは以前登場しました。ラッパ状の白い花に見えるのが実は萼で、小さい花の部分を包んでいるということです。アルストロメリアは、チリを中心にペルーやブラジルなどに自生していて、南米を旅行中だったカール・フォン・リンネというスウェーデンの植物学者だった人がこの花の種を採取し、親友のスウェーデンの男爵クラース・アルストレーマーの名にちなんで花に名前をつけたということです。日本にきたのは意外と早く明治時代中頃ということで、和名をユリズイセンと言います。ネコヤナギは、やはりヤナギの仲間です。白色の毛で目立つ花穂が特徴で、ねこのしっぽに似ているというのがネコヤナギの名前の由来ということです。小さい方は、花の部分を大写ししたものです。なるほどカラーの白い萼の中に黄色い花が見えました。さらにアルストロメリアの花が黄色に見えたのはおしべの部分で、花びらはピンクであることがわかります。
コメント