①「nmcli d」と入力してもう一度、通信関係のデバイスを確かめる。
②「nmcli con mod enpls0 ipv4.dns 192.168.0.8」と入力、「ipv4.dns」で「ipv4(インターネットプロトコルバージョン4)」のDNSに192.168.0.8をセットするという意味でしょう。
③「nmcli con down enpls0; nmcli con up enpls0」と入力。有線インタフェースを再起動して設定を有効にする。
(2)名前解決をしてみる名前からIPアドレス dig webserver.example.jp
; <<>> DiG 9.10.5-P2-RedHat-9.10.5-2.P2.fc25 <<>> webserver.example.jp ;; global options: +cmd ;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 2307 ;; flags: qr aa rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 1, ADDITIONAL: 1 ;; OPT PSEUDOSECTION: ; EDNS: version: 0, flags:; udp: 4096 ;; QUESTION SECTION: ;webserver.example.jp. IN A ;; ANSWER SECTION: webserver.example.jp. 86400 IN A 192.168.0.8 ;; AUTHORITY SECTION: example.jp. 86400 IN NS webserver.example.jp. ;; Query time: 0 msec ;; SERVER: 192.168.0.8#53(192.168.0.5) ;; WHEN: 土 4月 25 18:28:04 JST 2020 ;; MSG SIZE rcvd: 80
IPアドレスから名前 dig -x 192,168,0.8
;; Got answer: ;; ->>HEADER<<- opcode: QUERY, status: NOERROR, id: 13580 ;; flags: qr aa rd ra; QUERY: 1, ANSWER: 1, AUTHORITY: 1, ADDITIONAL: 2 ;; OPT PSEUDOSECTION: ; EDNS: version: 0, flags:; udp: 4096 ;; QUESTION SECTION: ;5.0.168.192.in-addr.arpa. IN PTR ;; ANSWER SECTION: 5.0.168.192.in-addr.arpa. 86400 IN PTR webserver.example.jp. ;; AUTHORITY SECTION: 0.168.192.in-addr.arpa. 86400 IN NS webserver.example.jp. ;; ADDITIONAL SECTION: webserver.example.jp. 86400 IN A 192.168.0.8 ;; Query time: 0 msec ;; SERVER: 192.168.0.8#53(192.168.0.5) ;; WHEN: 土 4月 25 18:39:36 JST 2020 ;; MSG SIZE rcvd: 118
①「dnf -y install bind-chroot」と入力。bind-chrootをインストールする。
②インストールが終了。次のコマンドで、chroot化ができます。
③「/usr/libexec/setup-named-chroot.sh /var/named/chroot on」と入力する。
④「systemctl stop named」と入力。namedを停止する。
⑤「systemctl disable named」と入力。namedを自動起動させない設定。
⑥「systemctl enable named-chroot」と入力。named-chrootの自動起動化。
⑦「systemctl start named-chroot」と入力。named-chrootの起動。
⑧「ll /var/named/chroot/etc」と入力。chroot化の後のフォルダー構成の表示させる。
⑨「ll /var/named/chroot/var/named 」と入力。chroot化の後のフォルダー構成の表示させる。
⑩ファイヤーウォールの設定。すでにdns(named)を設定しているので、chroot環境にしても有効であるようです。
(3)named.caの更新の定期化①「vi named.root_update」と入力。空のファイルを作る。
②次の全文を選択してコピーする。
#!/bin/bash new=`mktemp` errors=`mktemp` dig . ns @198.41.0.4 +bufsize=1024 > $new 2> $errors if [ $? -eq 0 ]; then sort_new=`mktemp` sort_old=`mktemp` diff_out=`mktemp` sort $new > $sort_new sort /var/named/chroot/var/named/named.ca > $sort_old diff --ignore-matching-lines=^\; $sort_new $sort_old > $diff_out if [ $? -ne 0 ]; then ( echo '-------------------- old named.root --------------------' cat /var/named/chroot/var/named/named.ca echo echo '-------------------- new named.root --------------------' cat $new echo '---------------------- difference ----------------------' cat $diff_out ) | mail -s 'named.root updated' root cp -f $new /var/named/chroot/var/named/named.ca chown named. /var/named/chroot/var/named/named.ca chmod 644 /var/named/chroot/var/named/named.ca systemctl restart named-chroot > /dev/null fi rm -f $sort_new $sort_old $diff_out else cat $errors | mail -s 'named.root update check error' root fi rm -f $new $errors
③コマンドプロンプト上でマウスを右クリックするとこの小ウインドウが開くので「OK」ボタンを押す。
④コビーされました。
⑤named.root_updateというファイルが保存されました。
⑥「chmod 700 named.root_update」と入力。rootユーザーに実行権を持たせる。
⑦「mv named.root_update /etc/cron.monthly/ 」と入力。ファイルを/etc/cron.monthly」のフォルダーに移動させることによって毎月一回実施するように設定。
①「Windowsシステムツール」→「コントロールパネル」を選びます。
②「ネットワークとインターネット」を選択。
③「ネットワークと共有センター」を選択。
④「アダプターの設定の変更」を選択。
⑤ワイヤレスネットワーク接続が機能していることがわかります。カーソルを合わせマウスを右クリックして、プロパティを開きます。
⑥「Wi-Fi」を選択し、右クリックし、プロパティを開きます。
「インターネットプロトコル バージョン 6(TCP/IPV6)」のチェックを外します。つまりIPV6の方は使わないということです。
⑦「インターネットプロトコル バージョン 4(TCP/IPV4)」を選びプロパティを開きます。
⑧「IPアドレスを自動的に取得する」にチェックをはずし、[次のIPアドレスを使用する」にチェックを入れ、BINDの設定にしたがって「192.168.0.4」を入力し ただし、優先DNSサーバーは、LinuxサーバーのIPアドレス、代替DNSサーバーは、ルーターのIPアドレスを指定します。
「OK」ボタンを押すと変更を有効にするためPCの再起動をうながされると思います。
(2)フル・コンピューター名の設定①PCのアイコンを選び、右クリックしてプロパティを開きます。
②「設定の変更」をクリックします。
③「変更」をクリックする。
④「詳細」をクリック。
⑤「プライマリーDNSサフィクス」すなわち「ドメイン名」を入力し、「OK」ボタンを押す。
こうした変更があった場合コンピューターを再起動する必要があるかもしれません。
この章ではDNSサーバー側の残りの作業をすませていく。
次にBINDをchroot環境にします。chroot環境にするということは、bindの設定ファイルをさらに深い階層(ディレクトリ)に移動することによってセキュリティを強化しようということです。
次にnamed.caを自動的更新するようにして、日々変化するインターネット環境にそなえられるようにします。
さらにDNSサービスを受けるクライアント側の設定をしていきます。