生け花

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早咲きの桜

うすいピンクの花は啓翁桜、赤い花はきくです。啓翁桜の名前の由来は、昭和五年に啓翁桜という種類の桜を中国系のミザクラをもとに接ぎ木して作ったのが良永啓太郎と言う人だったので、初めは、啓太郎桜とよんだそうです。その後尊敬をこめて啓翁桜とよぶよう...
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春の先取り

しだれた白い花は小手毬こてまり、黄色い花はチューリップ、ピンクの花はスイートピーです。いずれも春咲く花で、これから本格的な寒さがやってくるというのに春をさきどりしているようですね。今回は小手毬について調べてみました。小手毬は、もともと中国中...
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友達の名前が花の名前になる

大きな写真の方は、全体を写しましたものです。白い花は、カラー、黄色が主調の花はアルストロメリア、後ろの大きな葉はモンステラ、左右に伸びた枝はネコヤナギ。カラーは以前登場しました。ラッパ状の白い花に見えるのが実は萼がくで、小さい花の部分を包ん...
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三回の習作の後で

最初の写真は、生け花教室での三回目の習作の結果です。二つ目の写真は、家へ帰ってきて生けた作品を上から見た写真です。三つ目の写真はそれを正面から見た写真です。草花の種類ですが、今回も色とりどりでたくさんあります。まず紫の大きな花は葉ぼたん、黄...
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今年最後の生け花です

いつものように使われている草花の名前を紹介します。一番目立つ大きな葉はハラン、手前の小さな紫色の花は孔雀草(肉眼でみるとピンク色に見えました)、右側の黄緑色の花はカーネーション、手前の細かい葉は杉、一番後ろの枝は雲竜柳です。ハランは、庭の木...
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ボケとキク

ピンクの花は、ボケ、そして幻想的な黄緑の花はなんと菊です。ボケの名前の由来について以前ふれました。ボケの原産地は中国大陸で、日本には平安時代にもたらされたということです。菊の方は、野菊が日本に自生しているが、栽培種や園芸種は同じように奈良時...
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石化は帯化

ピンクの鮮やかな花は、カサブランカ、そして線状の茎とくねくねした茎はすべて石化エニシダで、もともと一つのものを二つにしたそうです。カサブランカは見ての通り、ユリの仲間で、1970年代オランダでタモトユリやヤマユリ、カノコユリといった、もとも...
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ホトトギスの花について

黄色い花はキク、赤い実をつけた枝はつるバラ、紫の花は、ホトトギス。ソケイのかわりにホトトギスが登場し、つるバラが豊富に使われていることが前回の生け花と変わった所です。そこでホトトギスについて調べました。まずなぜこの名前がつけられたのかいうと...
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キクについてのあれこれ

黄色い花はキク、赤い実をつけた枝は、つるバラ、前面にわずかに見える葉は、ソケイ。キクについてホームページで調べてみると、いろいろなことがわかりました。菊は、そもそも薬草や観賞用として中国からもたらされたということ、宮中では菊の節句あるいは重...
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深まる秋

青紫色の花は、リンドウ、黄色い花は小菊、長く伸びた茎と葉はユキヤナギ。なお ユキヤナギは人工的に着色されて紅葉の感じを出しています。リンドウは、以前も出てきましたが、言うまでもなく秋の花です。小菊も秋の花ですから、一段と深まる秋らしい構成で...