いつものように使われている草花の名前を紹介します。一番目立つ大きな葉はハラン、手前の小さな紫色の花は孔雀草(肉眼でみるとピンク色に見えました)、右側の黄緑色の花はカーネーション、手前の細かい葉は杉、一番後ろの枝は雲竜柳です。ハランは、庭の木の下とか建物の北側の日陰でもよく育ちます。葉には殺菌作用があるので、料理の仕切りなどに添えらたり生け花にもよく利用されるということです。クジャクソウは、別名クジャクアスターと言います。しかしあのマリーゴールドの和名も孔雀草というのでややっこしいですね。カーネーションは、地中海沿岸から西アジアの原産で、日本には比較的早く江戸時代の初めにはもたらされたそうです。イスラム世界では、イスラム教で偶像崇拝が禁止され動物や人物表現を表現できないため、アラベスクという幾何学模様や草花の模様にカーネーションやバラなどがよくもちいられています。
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