ナザレアとルピナス

生け花
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うすいピンクの花はナザレア、青紫色の花はルピナス。はじめて聞く花の名前なので、ウェブページで検索してみました。ナザレアの方は、日本や台湾などのツツジをもとに、ヨーロッパで交配された園芸品種で、別名セイヨウツツジと呼ばれています。花びらははなやかで美しいのですが、寒さに弱く鉢植えで栽培されることが多いようです。もう一つのルピナスの方は、さまざまな由来をもつことがウェブページで紹介されています。ここにいくつか取り上げます。まずルピナスという花の名は、ラテン語のオオカミを意味するルプス (lupus) という言葉からきているというのです。NHKの朝ドラの主人公のモデルとなっている牧野富太郎博士によると、どんな荒れ地でも育つたくましさがオオカミに通じるから、この名がつけられたのではないかというのです。また「きばなのはうちわまめ」という長々とした和名がつけられていますが、漢字で表記すると「黄花羽団扇」となりますから、ルピナスは豆の仲間なのです。さらに花の様子がフジの花に似ていて、下から咲き上がるために「ノボリフジ」と呼ばれているそうです。

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