宿根草とスイトピー

生け花
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新しい年をむかえ、早いもので三週間を過ぎようとしています。その間、眼の不調と一年のしめくくりの仕事が加わり、二番目の投稿ができませんでした。今日は相変わらず、生け花に生けられた草花についての話題に触れていきます。最初に例によって、花の名前の紹介ですが、ピンクの花は、キンギョソウ、手前にほんのり青紫色が白いの中に映るのがスイトピー、さらに後ろに白い花びらをみせているのがコテマリです。今回はスイトピーについて触れようと思います。スイトピーといえば、松田聖子の「赤いスイトピー」ががまず頭に浮かびますが、赤だけでなく白や紫、オレンジなどさまざまな色の花をつけるようです。スイトピーのスイートとは、そもそも香りのよさを意味するそうでずが、あいにく鼻の悪い私には、その良さはわかりませんでした。とにかく甘い香りともにたくさんの色の種類をもつことで親しまれているようです。スイトピーについての特筆したいのは、一年草または宿根草の二つの種類があることです。宿根草とは、「しゅっこんそう」と読むそうですが、地上の部分は枯れてしまっても、地下に根を張り、暖かい季節を待って芽ををつける種類の草花を言うということです。最近見つけた我が家の「ド根性ノギク」もこれなんだなと思いました。ちなみにスイトピーはイタリアのシチリア島原産ということですが、寒さには比較的強いそうです。

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