ロウバイは梅にあらず

生け花
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紫色の花はアイリス、真ん中の小さい黄色い花はキク、同じく周りの黄色い花はロウバイ。アイリスについ調べてみたのですが、いろいろ種類があり分類がむずかしいので、今回はロウバイについて調べたことをのせたいと思います。ロウバイは、漢字で表すと、蠟梅と書きます。つまり花びらが蝋でコーテイングしたようにつやつやしていることと、花の形が梅ににていることから、この名がつけられたということです。しかもいわゆる白梅に先立ってお正月頃から咲くので、梅の仲間と思いきや、ロウバイは、ロウバイ科、ロウバイ属、梅はハラ科、サクラ属に分類されるということです。ロウバイの原産は中国。日本には流入したのは比較的遅く十七世紀ということです。その学名「チモナンサス」は、ギリシア語の「冬の花」の由来するそうです。ちなみに我が家の庭にも今を盛りにロウバイが黄色い花を咲かせています。良い香りがするということですが、鼻が悪い者にはわかりません。

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