ヒマワリを国の花としている国

生け花
カテゴリー

ヒマワリを国の花としている国
黄色い花はヒマワリ、下の方に配された草葉はドウダンツツジ。だれでも知っているヒマワリは、英語で「サンフラワー」、フランス語で「ソレイユ」(同時に太陽という意味がある)と呼ばれ、日本名ではコウジツキ(向日葵)、ニチリンソウ(日輪草)、ヒグルマ(日車)、ヒグルマソウ(日車草)、ヒマワリソウ(日回り草)とさまざまに呼ばれています。いずれもさんさんと照りつける太陽の下にすっくと立ち上がるその姿を象徴している名前のようです。あのゴッホが幾度となく、ヒマワリの絵を描き、あの愛らしいハムスターがヒマワリの種を食用にすることも、ヒマワリがその成長期に、朝は東に向き、夕方は西に向くというヒマワリの性質も花の働きでなく、ヒマワリの枝に含まれるオーキシンという成長ホルモンの働きによるものなど、たくさんのことがウェブで調べるとわかりました。中でもヒマワリを国花にしている国が世界に三つあるということです。それは、ウクライナ、ロシア、そしてペルーということです。ベルーが太陽を象徴する神を崇拝したインカ帝国を母胎にしていることからわかりますが、いま敵対しているロシアとウクライナがともにヒマワリを国花にしていることは何か象徴するものがあることを思わせます。

コメント