なぜスカシユリの仲間か

生け花
カテゴリー

黄色い花はユリ、ピンクの花は小菊、まっすぐ上にのびた枝葉は南天の木。ユリにはたくさんの種類があり、このユリはスカシユリと言う種類なのか最後まで迷いました。スマホで検索してみたところ、何度試みても「テッポウユリ」という結果なのです。しかしテッポウユリといえば、白い清楚な花を咲かせるということです。でもこのユリは、まぎれもなくあざやかな黄色です。ウェブでもう少しテッポウユリについて調べますと、テッポウユリはもともと九州から沖縄にかけて自生していて白い花を咲かせるが、品種改良の結果、ピンクや黄色い花も咲かせるようになったという情報が見つかりました。やっぱりテッポウユリの種類かと思っていると「スカシユリよ」と家の奥さんが花びらをつまみながら言ったのです。それでは、なぜスカシユリの仲間なのでしょう。スカシユリは漢字で表記すると透百合となりますが、花びらの上の方が広く、下の付け根の方が細くすぼまっていているため花びらの間にすき間がてるのだそうです。どうやら、この写真のユリは、スカシユリの仲間のようです。

コメント