生け花

生け花

ものものしい名前の由来

ピンク色の花はシャクナゲ、白い小さい花はリョウブ、黄色い花は小菊。なかでも聞きなれないのはリョウブです。リョウブは、北は北海道から南は九州まで山の中に自生しますが、漢字では「令法」と書くそうです。なんでこんなものものしい名前がつむられたかと...
生け花

母の日がすぎましたが

手前のオレンジ色の花はすかしゆり、赤い花は、よくしられているカーネーション、そして葉はレンギョウ。カーネーションといえば母の日にカーネーションを贈る習慣が知られますが、母の日も、母の日にカーネーションを贈る習慣も、アメリカに起源をもっていま...
生け花

侍が生みの親

小さくうすいピンクの花は久留米つつじ、後ろにかすかにつぼみが見える花は、花菖蒲。ホームページ上で、久留米つつじについて調べてみました。なんと久留米藩(福岡県久留米市)の馬術指南の坂本元蔵という武士が久留米つつじの栽培をはじめたということです...
生け花

春葉かな、それとも夏葉かな

ピンクの花はヤマツツジ、黄色い花は菊、紫の花はスターチス。ヤマツツジは日本の固有種で、北海道から九州に広く分布しています。ヤマツツジでめずらしいのは、春葉と夏葉という二種類の葉をつけるということです。春につき、秋に落ちる葉を春葉といい、夏か...
生け花

ヤマブキの花にたくして

ピンクの花は、キンギョソウ。黄色い花は、ヤマブキ。このヤマブキは一重咲きらしく 五枚の花弁がありました。ところでヤマブキといえば、一輪の八重咲のヤマブキの花と太田道灌どうかんの話を思い出されます。あるいはご存知の方もおられるかと思いますが、...
水彩画

コロナに負けずに

緊急事態宣言が出されて三週間あまりがたちましたが、まだまだコロナが鎮静化される気配がしませんね。我が家の奥さんが通っている生け花教室も再びお休みになり、わがブログの「生け花」のコーナーもしばらくは少し地味になりそうです。今回は、庭でさいてい...
生け花

年のはじめに

年のはじめですので(?)生け花を二点をお見せします。最初の方の花は、赤い実がセンリョウ、白い小さな花が梅、背景にあるのが松の葉です。もう一点は、それに白い花の百合、黄色い花の菊が加えられています。センリョウは、濃い緑の葉に色鮮やかな赤い実を...
生け花

いよいよ赤く

今回の生け花は、いくつの部分で構成されてているでしょうか? 全部で四つ。一番目につくのは右はしのやや大きめの花は、ストック。そして白く真ん中にぽつんぽつんとあるのはヒペリカムの実。赤く円弧を描いているのはサンゴモミジ。周りに配されているのは...
生け花

生け花二点

今回は、二つの生け花の作品をお見せします。一つ目は上の作品、二つ目は下の作品。生けられた草花の紹介ですが、一つ目の作品のオレンジ色の花はストレリチア。赤い花は、小菊。すっとのびた葉は、南天の葉。二つ目の作品は、白い花は菊。大きく広がった葉は...
生け花

なぜ春の花が咲いているの

うすいピンクの花は、キンギョソウ。茶色を基調とした花はヒペリカム。そしてすっと伸びた枝はコリヤナギといいます。キンギョソの名称は、その愛らしい花の形からきたのでしょうね。ウェブで調べたら、その原産地は、北アフリカと南ヨーロッパにはさまれた地...