生け花

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トルコギキョウはリンドウの仲間

青紫の花は、トルコギキョウ、長く伸びた葉は、コデマリで、今回もあっさりした組み合わせです。トルコギキョウもコデマリも、二回目の登場です。トルコギキョウという名前からキキョウの仲間のように思われますが、何とリンドウの仲間ということです。北アメ...
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あまりにもあっさりした構成

赤い花が2輪、くねくね曲がった枝が真上や横にのびるあっさりとした構成。赤い花はビンクッション、くねくねのびた枝は雲竜柳うんりゅうやなぎといいます。ビンクッションは、南アフリカの沿岸部に分布し、花の形状が手芸で使う針刺しにたくさんの針が刺され...
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ラッパの形をした花?

ラッパの形をした黄色い花はカラー、ススキのようにすっと伸びた花はシロガネヨシ、前面に配列された葉は、木いちごの葉、細かい黄色い花はおみなえし。ちなみにシロガネヨシは英名をパンパスグラスといい、原産地はブラジル、アルゼンチン、チリなどの南米大...
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飢饉に備えた花

桃色の花は、リョウブ、赤い実をつけた草木は、ヒペリカム、青紫の花はリンドウです。リョウブとは、漢字でかくと「令法」。どうしてこんないかめしい名前になったかというと、昔、山間部や丘陵地に自生していたリョウブを飢饉に備えて栽培と貯蔵をするように...
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どうしてこの名前が使われたの

小さな葉は、ナツハゼ、黄色くぱっとひらいた花はスカシユリ、そして赤い実は、ヒペリカム。スカシユリは、日本の中部地方から北の海岸や砂地、崖や岩場などに自生しています。自生地にちなんでイワユリやハマユリとよばれることがあるそうです。ところで同じ...
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六月になる果実

黄色い花は菊、紫色の花は、リンドウ、赤い実をつけた木の枝はザイフリボクと言います。ザイフリボクは、四、五月に白い花を咲かせますが、その花弁の形が采配に似ていることからつけられたということです。日本のザイフリボクが黒紫の実をつけるのですが、こ...
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ヒマワリは食べ物

黄色い花はヒマワリ、赤い実は ヒペリカム、小さい葉はソケイ。ヒマワリはともかく、後の二つは覚えにくい名前ですね。ところでヒマワリの原産地は北アメリカということです。ヨーロッパにその種を持ち帰ったのはスペイン人でした。1510年のことです。し...
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和シャクヤクと洋シャクヤク

ピンクの花は、芍薬しゃくやく、ワインレッドの花のような苞ほうにつつまれているのはリューカデンドロンといいます。「立てば芍薬、座れば牡丹ぼたん、歩く姿は百合の花」と美人をほめたたえる言葉を子供の頃、漫画の中で覚えたものの、芍薬がどんな花か今一...
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色の対照

ピンク色の花はナデシコ、黄色い縁取りがあるような葉はナルコユリ、手前のぎざぎざの葉は、ユキヤナギです。ナデシコにもいろいろ種類があり、ウェブで調べたところ、ヒメナデシコというのが一番近いように思いますが正確な所はわかりませんでした。ナルコユ...
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花に見える葉

紫の小さい花はタンチョウアリウム。黄緑の葉は、モルセラ。鮮やかな赤いハートの形の花ならぬ葉は、アンスリウム。モルセラは、インドネシアのモルッカ諸島が原産だと思われたための名前ということですが、実際には地中海沿岸や西アジアに分布しています。ア...